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2006年7月22日(土曜日)

河村家住宅調査報告書(1)

この報告書は、平成十五年に金谷町文化財保護審議会において決議された事項にもとづいて、
静岡県伝統建築技術協会が、数ヶ月にわたって河村家住宅を調査したものです。
本文、図面、写真から構成されているもので、
これから、毎日少しずつ、その内容を公開してまいります。

*************************

河村家住宅調査報告書

平成15年12月
特定非営利活動法人静岡県伝統建築技術協会

1.建物名
  河村家住宅(合計10棟、屋敷図・平面図参照)
  主屋・マエ・茶部屋・宗平おじいさんのお蔵・ウラ・味噌部屋・お蔵・物置・米倉・地の神さま

2.所在地
  金谷町大代岡穂平
  
3.所有者
  河村隆夫

4.概要
  山裾に抱かれた一段高い敷地の北側で、東から、「マエ」・「茶部屋」・「宗平おじいさんのお蔵」・
  「ウラ」・「味噌部屋」・「お蔵」・「物置」・「米倉」・「地の神さま」という、9棟の建物がならんで建ち、
  「宗平おじいさんのお蔵」の南に主屋が建っている。
  また、「地の神さま」の脇には防空壕跡も残存している。
  敷地の西から南にかけては、傾斜の急な山林となる。
  主屋の南東に前の池を設けた前庭があり、さらに背面にも裏の池を設けて裏庭を形成する。

5.各建物の建立時期
  明確な史料によって建立時期の判明する建物は下記の2棟で、建立時期の古い年代順に述べる。

  1)主屋

  家蔵の古文書の中に寛政五年(1793)の普請帳があり、外見所見からもこの時の建物と判断される。
  普請帳の表紙には

     寛政五年
   本家普請大工木挽人足諸入用目録帳
     子 十二月

  と記されている。表題が示すように、この普請帳には、大工・木挽の作料を初め、
  各職人への入用や、近隣から寄せられた普請見舞いの品々が逐一記されており、
  建立の背景を窺うことができる貴重な史料である。

  2)お蔵
  棟木の下面に、「奉上棟昭和十壱年五月吉祥大元尊命家門繁盛守護」の墨書が確認され、 
  この建物は昭和11年(1936)の建立であることが判明する。
  外見からは、この建物が10棟のうちで最も新しいものと考えられる。
  (附記 このお蔵より以前に建っていた古い土蔵は、屋根が崩れ、
      雨水のために家伝の古文書が多数失われました。それで、建て替えたのです)

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つづきはまたあした。 


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