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2006年7月28日(金曜日)

河村家住宅調査報告書(4)


「茶部屋」の崩壊状況 
左が平成15年、右が平成18年

(6.特徴 の後半です)

一方、保存状況は決して良好とは言えないが、茶部屋も貴重な遺構である。
静岡県の近代産業を代表するものの一つとして、製茶業が挙げられる。
ところが、昭和30年代頃から茶再生工場では設備の自動化や大型化が進み、それに伴って小規模な木造から鉄骨造の建物へと移り変わり、
おそらく町内のあちらこちらにあった家内工業的な小さな茶再生工場は、次第に姿を消していったのであろう。

河村家では、「宗平おじいさん」は県内の茶業振興にも尽力した人物であったと伝えられ、それを示す史料も多く残されている。
当家の茶部屋は、そのような社会情勢の中にあって、昭和40年代頃まで実際に使用されていた数少ない遺構である。

金谷町内で大井川右岸にある川越しの遺構と考えられる旧加藤家住宅の主屋背後にも、茶再生工場の片鱗が残存していた、
しかし、それに較べて当家の茶部屋に残された、シャフト・プーリ−・ベルトなどの茶再生に使用された多くの設備の残存状況は、
それを上回って充実しているものと判断される。
今ひとたび旧状に復して、金谷町の茶業の歴史を物語る施設として再生活用したい建物である。


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