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2007年1月25日(木曜日)

私利私欲?(2)

カテゴリー: - kawamura @ 09時34分22秒

eコミとmixiとに、多くのコメントをいただき有難うございます。

morotyannさまのご助言に私はたいへん感謝していることを
まず皆さまに申し上げねばなりません。

とくに「私利私欲」という言葉をつかってくださったことに、
なにより感謝しているのです。

つまり、島田市指定文化財「河村家住宅」の保存問題を考えるとき、
そこに「私利私欲」が内在しているかに見えることが、
その問題解決をもっとも阻害しているように思えるからです。
つまり、

「自分の家を他人のお金や労力で維持できるならラッキー」

という印象は、かならずどなたの胸にも浮かぶだろうと思うからです。
また、それをすこし好意的にみれば、

「文化財を保有する本人が「私心がない」ことを
 周囲に理解してもらうのはけっこう難しそう」

ということでしょう。
じつは、まさに上記の理由は、いままで私どもが、
皆さまに草刈りなどをお願いしにくくしていた要因のひとつだったのです。
とくにご近所の方々に、たとえば邸内の草刈りなどをお願いしたとき、

「なぜ、自分でやらないのか?」

と言われるだろうと危惧して、
お願いすることをためらっていたのもその理由からでした。
そのような意味で、morotyannさまが、「私利私欲」という言葉を用いて、
まさにその核心部分に一石を投じてくださったことに感謝しているのです。
さて、

「自分の家を他人のお金や労力で維持できるならラッキー」

この意見に集約されている問題を論ずるまえに、
いくつかの事実確認をする必要があろうかと思います。

(1)市指定文化財「河村家住宅」に私どもは居住しておりません。
   また、邸内にも居住しておりません。
   「河村家住宅」の所有権はたしかに私にありますが、
   家族が居住するという意味での「自分の家」とは思っておりません。
   つまり、建造物は皆さまの見学用としてしか機能していないのです。
   極論すると、私の日々の生活と、
   「河村家住宅」の維持保存とは、無関係なのです。

(2)島田市から文化財指定を受けているのは、母家のみです。
   邸内の周辺建造物はもちろん、
   庭園や石垣などは指定されていません。
   文化財「河村家住宅」の保存に要する費用は、
   島田市と私とが折半で負担します。
   また、1年間に5万円の文化財管理料を市からいただいています。
   (3年前までは、1年間に1万円でした)
   裏返して言えば、庭園や周辺建造物の管理は全額自己負担なのです。
   これは、文化財指定がなく、まったく私の個人所有ですから、
   当然のことといえば当然です。
   言いかえれば、
   「河村家住宅」へいたるまでの石畳や庭も個人所有ですから、
   所有者である私の事情によって荒れはて、草むして、
   見学者が「河村家住宅」へ到達困難になったとき、
   見学者の苦情はどこへ向けられるのでしょう。

問題の根底には、
建造物や庭園を含む土地の所有権問題があるようにも思います。
寛政五年(1793)に、
御林守河村市平が建てた役所兼住宅と周辺のすべては、
当時の河村家の権勢であれば維持可能であったのかもしれませんが、
時代は変わったのです。

morotyannさまもご気分を害されずに、皆さまどうぞ、
ふたたび腹蔵のないご意見を賜りたくお願い申し上げます。


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