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2007年1月26日(金曜日)

私利私欲?(3)

カテゴリー: - kawamura @ 09時34分06秒

Anonymousさまのコメント中のお言葉が、
あまりにも核心をついているので、
ふたたび引用させていただきます。

「自分の家を他人のお金や労力で維持できるならラッキー」

この「自分の家」である文化財「河村家住宅」そのものは、
市と私とで修理費用を折半していることは前述いたしました。
文化財への市の補助金は、議会で裁可されたものですから、
法的にも倫理的にも問題なかろうと思います。
そこで、前掲引用文をすこし変えさせていただいて、

「自分の家(の周辺)を他人のお金や労力で維持できるならラッキー」

としてみると、
文化財周辺の庭園や建造物を維持する方法
についての問題であることが、明確になってきます。
そこで、この問題について、
ふたつの対極をなす見解を考えてみます。

(1)庭園及び周辺建造物は個人所有であるから、
   当然個人が全額負担すべきである。

(2)所有権は個人にあるとはいえ、
   邸内の中心に文化財建造物があるために、
   居住もしていず、
   周辺施設を使用しているわけでもない。
   つまり実質的に所有権があるとはいえない。
   したがって、
   文化財指定した主体である市が全額負担すべきである。

このふたつの極論の、どこに折り合う地点をみつけるか、
ということなのだろうと思います。

周辺建造物の修理はべつにして、
1年間に庭園の剪定を1回、
邸内の草刈り、草取りを春夏秋に3回行うとして、
その費用は最低で見積もっても年間40万円ほどかかります。
現在は、私が全額自己負担しています。

その費用も「周辺」をどこまでと見るかによって変わります。
そこで、
ふたたびmorotyannさまのコメントから引用させていただきます。

*************************
遠くからは、
里山風が色濃く残る田舎風景の中に旧家の屋根がマッチングし、
素晴らしい光景でしたが、いざ近づき、前に立って見ると、
その光景は一変、凄まじい荒廃ぶりに目を見張り、
驚きと落胆を隠せませんでした。
*************************

この「里山風が色濃く残る田舎風景」を維持するのに、
私は現在農業をしておりませんので、
すべてシルバー人材センターに依頼しています。
周辺の草刈りまでふくめると、
低く見積もって総額70万円以上はかかります。
低く見積もって、というのは、
梅の剪定は身内でやっていましたので、
それを除いてのことだからです。

私も今までは、充分に働けましたので
なんとかやりくりすることはできました。
しかし、癌を患ってみて、
病床での眠れぬ夜にこの文化財問題を考えたとき、
底知れぬ不安におそわれたのを思いおこします。
命あるうちに、この問題を解決して、
子孫に引き継がせたいと願っているのです。

さらに、まったく異なる解決方法として、
庭園と周辺建造物の所有権をふくめて、
そのすべてを市へどうするか、
というような第3の道もあろうかと思います。
いかがでしょうか?


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