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2007年3月23日(金曜日)

観光と物語

カテゴリー: - kawamura @ 07時00分56秒

先日、松山市長の中村さんとお話しする機会がありました。
寿司屋の座卓を囲んで、数人で話したときのことです。

愛媛県松山市の観光のことに話しが及んで、
私が、「地域をまとめる物語をつくろうとしています」
と申しましたら、突然市長が私の手を取って、
「私もそれと同じことを議会で主張しつづけているんです」
と欣喜雀躍のようすでした。

思えば松山市には、
明治の文豪夏目漱石と正岡子規、
日露戦争の立役者秋山好古、真之兄弟、
また名所として松山城や道後温泉と、
物語の素材にはこと欠きません。
路面電車もとても風情がありますし、
遠く関西方面からも信仰をあつめ
大祭には数十万人の人出でにぎわう「椿さん」(椿神社)も
物語のひとつの核になりそうです。

それらがひとつひとつ離れて存在しているのではなく、
あざやかな物語の糸で結ばれていれば、
地域全体がひとつの有機体として
観光客の眼にうつるのではないかということです。

あたりまえのことですが、
人は物理的な風土のなかに暮らしているだけではなく、
歴史がつむぎ出す情感のなかでも暮らしています。
もう少しいえば、
その街のうえをながれるやわらかな時間とともに、
すべての人々のこころのなかに、
かけがえのない物語が
それぞれにつむがれているのだろうと思います。
その物語のひとつひとつの糸をさらに大きく編んで、
地域をおおう雄大な物語を創出しようというのです。

それはちょうど、その日の夕に、
茂木健一郎先生の講演にあった
マルセル・デュシャンの「泉」のように、
すでにあるもの(レディ・メイド)に物語を付加して
芸術作品を創り出してゆく過程にもにています。

ともあれ、
夜の松山空港に降り立ってから二泊した松山市の思い出は、
私の記憶の名所となりそうです。

(その松山市のお話しについては、
 友人の松村や白洲信哉さんのことなど、
 またなんどかに分けて書こうと思います。
 松村、観光案内ありがとう。
 白洲さま、ごちそうさまでした。
 またメールします)


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