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2005年7月14日(木曜日)

第一回コメント・バトル終了

カテゴリー: - kawamura @ 00時49分16秒

そろそろ、コメントも出つくしたようですので、ここに、平成十七年度第一回文化財保護コメント・バトルの終了を宣言いたします。
点鐘します。
チ〜〜ン。
おおくのコメントをくださった方々に、感謝申し上げます。

「文化財は、誰のためにあるのか」

このテーマに対するコメントを解析させていただくまえに、まず、「なぜ「河村家住宅」は市指定文化財に指定されたのですか?」という、matumotoさま、yfujitaさまのご質問 にお答えする必要があるかと思います。

このご質問は、本来は、文化財に指定した主体、旧金谷町あるいは新島田市にお尋ねし、お答えいただくべきものと思います。

しかしそれでは、みもふたもございませんので、私なりに、できる限り正確に答えさせていただきます。
当時の記録を調べますと、「河村家住宅」を指定するための主な調査は昭和六十一年九月二十九日におこなわれ、(財)文化財建造物保存技術協会(文化庁所管)の斉藤昌作氏、静岡県文化財保護審議会委員(静岡県教育委員会所管)で建築家の神村清氏が来られ、ほかにもさまざまな調査がございまして、その後、昭和六十二年七月二十七日に、旧金谷町から有形文化財として指定されたものです。

私は指定した主体ではありませんので、このご質問にお答えするのはすこし筋違いでしょうけれども、公の書面に記されている確かなものを、ここに転載して、仮のお答えとさせていただきます。

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『町の文化財』58頁(平成6年4月1日発行・発行者 金谷町教育委員会)

町指定文化財 昭和六十二年七月二十七日r
 建造物 河村家住宅 
       金谷町大代岡穂平  河村隆夫氏宅r
 河村家は代々名主を勤め、江戸幕府より苗字帯刀を許され、御林守の役職で幕府直轄の山林を管理していました。
 現在の住宅は、寛政五年(一七九三江戸時代後期)に建てられたものです。住宅は、南北に六間半、東西に九間で、カヤぶき寄棟造りですが、現在はカヤの部分は保護のためトタンで覆われています。
 中央の入口には大戸があり、この大戸にはさらに潜り戸がつけられています。いまではあまり見かけられないめずらしいものです。日常の出入りにはこの潜り戸を使っていたと思われます。
 入口を入った所は七坪半(約二十五平方?)ほどの土間になっています。当時は、裏口までの通し土間だったということですから、現在の二倍ほどの広さだったわけです。ここは、集められた年貢を一時保管する場所だったようです。
 建物の中の造りは、太い大黒柱に支えられた、ちょうなで削っただけの太い梁や桁などすべて頑丈な骨組みで造られています。土間の上は天井裏を利用した物置になっています。
 奥座敷の天井板の張り方は「武者張り」といい、武家のみに許された造りであると言われています。天井板は、表側から張り、次々に合わせてあり、合わせめがすべて表に向いています。この工夫は、襲撃されたとき矢が合わせめにささり、奥までとどかない方法だと言われています。
 母屋のまわりには、倉や味噌蔵米倉、納屋など当時のままの建物が建ち並び、たぶの木、桜、さわらなどの古木を見るとき、この家の歴史をいっそう強く感じます。
******************************************r

ほかにも、いくつかの本に記載されていますが、上記のものが適当と判断いたしまして転載させていただきました。

以上をもちまして、matumotoさま、yfujitaさまのご質問の回答にさせていただきます。

さて、日をあらためまして、みなさまのコメントにつきまして、考察をさせていただきたいと思います。


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