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2008年4月23日(水曜日)

自立する文化財(1)

カテゴリー: - kawamura @ 07時28分57秒

きのうの午前中、静岡新聞論説委員の
榛葉隆行様がご来訪下さいました。

「大自在」や「社説」を
お書きになっていいらっしゃる方が、
このような山間の地までお訪ね下さるのは
たいへん光栄なことでした。

文化財建造物所有者の苦労話しや
その問題点などを問われましたので、
私は、約1時間ほど
そのお話をさせていただきました。

話の途中で、この地が
いかにしずかであるかを知っていただこうとして、
話を止めました。

ふいに静寂がおとずれて、
遠い沢のせせらぎや、
かすかな風の音しかきこえなくなりました。

ふだんですと
森から鳥のさえずりがきこえるのですが、
ちょうどそのとき、
カラスの大きな声がひびいて、
ちょっと興ざめでもあり
ユーモラスな一瞬でもありました。

ところで、
ブログにはなんども書いてきたことですが、

たとえば朱印状一枚が
文化財に指定されているその所有者と、
建造物が指定されている文化財所有者とでは、
その苦労に大きな違いがあります。

文化財建造物は
それをとりまく庭と
周辺の建造物群とによって成立しています。

つまり、
文化財建造物の維持保存と、
指定されていない庭や周辺建造物群の維持保存とは
切り離すことができません。

このように想像してみてください。

荒れ果てて、
分け入ることも困難なほど草や灌木の生い茂った廃園と、
いたるところ崩落した建物群のなかに、
ひとり文化財建造物だけが、
無傷で立っている。

そのようなことが、あり得るのでしょうか。

(つづく。
 昨日の取材記事は静岡新聞「大自在」に載るかもしれません)

(脳科学者茂木健一郎先生序文
 『蒼天のクオリア』『冑佛伝説』河村隆夫著
 amazonまたは島田駅前BOOKS ZEN(0547-33-0002)にて発売中)


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